学校でアクティブシッティングをする7つのメリットとは

September 01, 2021

生徒たちは何十年もの長い間、動きを制限する椅子や机に座って授業を受けて来ました。従来型の教室の椅子は固く、固定されていて、身体の動きを抑圧するものでした。そこに長時間じっと座っていることは生徒にとって大きなストレスになる可能性があります。注意欠陥多動性障害(ADHD)や注意不足障害(ADD)、または感覚知覚障害などの学習障害を抱えている可能性のある生徒たちにとっては、自由に快適に動き回れることこそ、教室での勉強に集中するためには必要不可欠なことなのです。

 

学習するために重要な基礎能力を確立するために、若く発達中の脳は多様な種類の動きを必要とします。動きに反応する感覚システムは目や手、および身体の機能を全体的に調整することを助け、細やかな運動行動をうながす働きをします。仕事をしている時に無意識にそわそわしたり動いたりする人たちが何人かいます。また、座っている時に足をぶらぶらさせたり叩いたり、足の位置を変えたりする人もいます。これはすべて、私たちが集中して聞くために無意識に行っている行動です。子どもたちも同じです。学校の勉強を整理して行うために、他の子どもたちよりもたくさん動くことが必要になる子どもたちもいるのです。たとえばロッキングチェアのリズミカルな揺れは、静かな心地よい構造的な影響をもたらし、子どもが「落ち着いて」勉強に向かう助けをします。

 

今でも生徒の身体の動きを学習体験の中に組み込むことなく、抑制し続けている学校もあります。身体を動かすことで集中力を保っている生徒たちにとって、この措置は生徒の最大限の学習の可能性を制限する恐れがあるのです。嬉しいことに、教室の設計を根本的に変更して、アクティブシッティングを取り入れている学校も多数あります。動くことが前向きに受けいれられることで、身体を動かす生徒が座ることを強制されるということもなく、授業に集中できるようになるのです。

 

アクティブシッティングとは?

 

アクティブシッティングは、「ダイナミックシッティング」または「フレキシブルシッティング」とも呼ばれ、厳しく座らされているという状態ではなく身体を動かすことを推奨されている座り方です。私たちの身体は絶えず動くようにできているので、私たちのコアマッスルを使うことをうながすシッティング用機器を使って、脊椎を調整し筋肉を刺激するのは良いことです。アクティブシッティングでは通常、デスクチェアよりも高い位置に座ります。これにより臀部の角度が大きくなり、脊椎を安定させてよりバランスの取れた位置に保つためには、コアマッスルのより大きな力が必要になります。

 

研究によると、アクティブシッティングは生徒の授業へより集中して関与し、お互いの相互作用を強化する効果があるといいます。つまりアクティブシッティングが最終的にはよりアクティブに積極的に学ぶということにつながるのです。すべての生徒は年齢や個々人の特定のニーズに基づいて異なる方法で学習して行くものです。固定の椅子が合っている子どももいれば、動く椅子で成果をあげる子どももいるのです。椅子を後ろにぶらぶら動かす生徒や足をあげて座る生徒、絶えず座席から立ち上がったり、身体を引きつらせたり衝動で動いたりする生徒たちについて思い起こしてみてください。彼らはそれぞれのやり方で授業に集中しようと動いているのかも知れません。

 

トレッドミル(ランニングマシン)、スツール、デスク下の自転車、バランスボールチェア、そしてスタンディングデスクは健康的な動きを促進しますが、それでもタスクによっては座っていなければならないものもあります。長時間座り姿勢のまま動かないでいることとは対照的に、アクティブシッティングなら、それぞれが自分の座り方に少し変化を加えることで筋肉を動かし続けることができるのです。

 

アクティブシッティングの利点とは

 

アクティブシッティングを促進するオフィス用椅子を使用する際の利点を見ていきましょう。こうした椅子が可能にする動きを積極的に取り入れるユーザーだけが得ることができる利点もありますので、それを念頭においてください。

 

身体的健康が向上する

 

子どもたちは活動的でなければいけません。揺れ動いて飛び跳ねて、ぐらぐらとしてかがんだと思うと元気に立ち上がることで、脳への酸素供給を増加させ、血液の循環や身体のコアの働きを強化しているのです。その結果としてより多くのカロリーを燃焼し代謝が高まるのです。またこうした動きは若い精神が注意力をもって集中することを後押しします。身体活動が学校の成績や、健康や行動の改善に関連しているのも不思議なことではありません。ある学術研究によると、基本的なクラス内活動によってパフォーマンスが向上する可能性があるといいます。教室で短時間の身体的活動を行う子どもたちは、よりタスクへ関与しようとする積極性と行動を示したというのです。

 

選択の自由

 

生徒たちは、周りに対して自由に発言し影響力を与えられると、自分自身により自身を持つようになります。ダイナミックシッティングにより、生徒たちはどこで誰と一緒に勉強するかを選ぶことができます。また、必要に応じて姿勢や場所を変えることができます。生徒たちに教室内のどこで勉強するかについて選択権を与えると、生徒は高い次元での思考スキルを身に着けることができるのです。

 

安心感

 

満足感を得られていない生徒は、精神的に圧倒されており非生産的になっています。朝食を抜いたり食べることができなかった生徒について考えてみましょう。ランチタイムが近づくと、おなかが鳴る音で教師が話している言葉が聞こえなくなります。これは座り心地の悪い椅子に座っている時も同じです。アクティブシッティングをしていると、生徒たちは自分たちが落ち着いて集中し、効率的に勉強するために最適の身体のポジションを見つけることができます。生徒たちを後押しするための最良の方法とは、子どもの視点から教室を設計することです。安心感を持っている生徒たちは、勉強により集中して関わることができるのです。

 

連帯感

 

従来型の机で勉強している生徒たちは、自分たちのスペースについて縄張り意識や占有意識をより強く持つ可能性があります。柔軟な配置の席で勉強している子どもたちにとっては、共有はあたり前のことです。それはまた、違う場所や座席についても、みんなで交代で使うという意識をうながすことになります。

 

感覚の表出

 

フレキシブルシッティングは、生徒たちの触感も刺激する可能性があります。このタイプの刺激は、子どもたちが集中して情報を処理することを助けます。知覚感覚は特に、ADD、ADHDおよびASD(学習能力障害)の生徒たちにメリットがあります。

 

コミュニケーション能力

 

教師は新しい戦略で教室を管理しなければなりません。これには、座席の選択を公平かつ中断することなく行わせるためのシステム作りも含まれます。また、問題解決などの批判的に考える能力や、諍いの解決などの感情的な成熟をうながす必要もあります。さらに交替で発言をする能力や忍耐力を養うことも不可欠です。特にすぐに満足が与えられることに慣れている現代の子どもたちには大切なことなのです。

 

楽しんで学習する

 

メリットはデメリットをはるかに上回ります。保護者の中には、アクティブシッティングを取り入れた後には、子どもたちの学校への態度が明らかに変わり、授業に参加して勉強することを楽しんでいるようだと話している人たちがいるのです。あなたがこうした変更を教室に取り入れたいとお望みなら、積極的に取り組むことが重要なこと、また時間がかかることを認識しておいていただきたいのです。選択は戦略的に行い、さらに教室の色調をそろえるなどの実用性も忘れないでください。

 

1日を通してアクティブシッティングを行い、身体を活発に動かすことで子どもも大人も利益を受けることができます。FlexiSpotのサイトにアクセスしてスツールやデスク下の自転車などの製品をご覧ください。どちらも、あなたのご自宅でも、子どもたちと大人が交替で使える製品です。

 

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