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従来の机とスタンディングデスクの比較とメリット・デメリット

5月11日
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労働者は、1週間のほとんどを忙しい仕事のために費やしています。そしてその大半の時間をコンピュータの前で過ごし、ストレスが溜まり、一日が終わる頃には疲れ果ててしまいます。しかし同時に、その大量の仕事が健康に害を与えていないかを確認する必要もあります。

 

仕事中は長時間座っているよりも立っていたほうがいい、という考えが浸透し、スタンディングデスクが普及してきました。

 

でも、スタンディングデスクは本当に体に良いのでしょうか?立つべきか、立たざるべきか?それが問題です。

 

ある研究によると1日6時間、座る代わりに立っていると、体重の増加を防ぐだけでなく、減らすこともできるという結果が得られています。

 

スタンディングデスクにはいくつかの利点があります。

 

1. 注意力、集中力、生産性が高まる

立っていると注意力を高く維持することができ、血液の循環が活発になり、そして脳の活性があがります。座っている時間が長くなると脳が疲れやすくなり、眠気を感じやすくなります。

立っているときは、脳が体に常に働くように指令を出しているので、眠くなることはありません。そのため、より多くの仕事を片付けることができるのです。

 

2. 新陳代謝が早くなる

スタンディングデスクを使用することによって、筋肉の活動が活発になり、代謝が促進されます。身体は同じ姿勢で座っているよりも、立っているときのほうがより多くのカロリーを燃焼します。長時間座っていると体は緊張状態になり、食べ物を消化して糖と脂肪に分解するための化学物質や酵素を作らなくなります。それらは未使用の脂肪として体内に蓄積されます。これはやがて、肥満や血行不良などの健康問題や、関節炎や動脈プラークなど、より深刻な健康障害の原因となります。

 

3. 姿勢が良くなり、腰痛がなくなる

スタンディングデスクは、人の姿勢を矯正するのに適しています。長時間座り続けていると居心地が悪くなり、背中の下部の筋肉にストレスがかかります。そのストレスは痛みに変わり、やがて腰痛や肩こり、首のこりなど別の症状となって現れます。立っていると背筋をまっすぐ伸ばした状態に維持するので、これらの症状が軽減されます。立つことによって、手根管症候群のような痛みやストレスによるダメージを最小限に抑えられることが証明されています。

 

4. コミュニケーション

スタンディングデスクを使用していると、自由に動きまわって同僚とコミュニケーションが容易にできたり、仕事中にアイコンタクトすることができます。その反面、他の社員からパーティション内が見えてしまうため、プライバシーが確保できないというデメリットもあります。

 

5. 肥満のリスクを軽減

スタンディングデスクを使用している社員は活動的になるため、代謝に変化が現れ、座って仕事をしている人よりも肥満になる可能性が低いことが証明されています。

 

6. 心血管疾患のリスクを低減

2時間以上座って仕事をしている成人は、心血管疾患のリスクが125%増加します。これは、胸の痛みや心発作という形で現れます。たとえ限られていたとしても、少しの運動をすることでスタンディングデスクを使用している人のように心発作リスクを大きく削減できます。

 

7. 癌のリスクを減らす。

最新の研究結果によると、立っていることでガンになる可能性を減らすことができるようです。科学者たちは、長時間座っていることとガン細胞との関連について、結論を見いだすことができていません。しかしながら、立っていることで体内のC反応性タンパク質の生成を止めらることがわかっています。このタンパク質は、体内で発見される多くのガンの原因物質と考えられています。

 

スタンディングデスクの短所:

 

1. 足の痛み

初めてスタンディングデスクを使用した場合、最初のうちは足や関節が痛くなります。これはごく当たり前のことです。立ち仕事に体が慣れるまでには、時間を要します。立って仕事をすることに慣れれば、スタンディングデスクを使用することは楽になり、痛みを生むことはありません。楽な靴を履くこと。長時間の立ち仕事には、ハイヒールは適しません。代わりに、フラットシューズのような楽な靴を履きましょう。ゲルインソールやスタンディングマットを使用するのも一案です。快適であれば何でもよいということです。これはスタンディングデスクを使う上でのわずかな短所です。

 

2. ノートPCユーザーには不向き。

肘や目とノートパソコン位置が適切でないと、不快感を与えてしまいます。その結果、首や肩へのストレスになります。目線の高さを調整可能なスタンディングデスクやワイドスクリーンを使用すれば、この問題を解決できます。姿勢がすべてです。適切にスタンディングデスクを調整することは、作業スペースの確保と体の両方のために必要なことです。もし正しく調整されていない場合、快適さを保つよりも、むしろ不快になりかねません。 人間工学的に効率の良い作業スペースを作り、正しい姿勢の取り方を従業員に教えてあげましょう。

 

3. コスト

机をアップグレードするためのコストは非常に高くなります。ユーザーは立ち作業に適した作業環境に変更する必要があります。あるいは、スタンディングデスク・コンバーターを使用すれば、コストを抑えることができます。従来の机の使い方:世界中の多くのオフィスでは、従業員は昔からの座って使う机を使用しています。そして、多くの社員は一日中立っているよりも、座っていることを好みます。

 

従来の机の長所:

 

  • コストと利便性:ほとんどのオフィスには、机と椅子がすでにあります。これを使い続けることはコストの節約になり、これまで通りの仕事をこなすこともできます。スタンディングデスクに変えるためには多くの費用がかかります。特別なスタンディングデスク、人間工学に基づいたキーボード、マウス、ノートパソコン用の調節可能なスタンド、スタンディングデスク・コンバータ、足用のバランシングボール、スタンディングマットなどを購入しなければならないからです。
  • ジレンマ:人間の体は長時間座るようには造られていません。つまり座り作業は不自然な姿勢なのです。ただし、妊娠中の女性や、静脈瘤、関節炎、すべり症などの身体的・健康的な問題を抱えている人は例外です。
  • 回復:座ることは、筋肉を傷めたりその他の身体の損傷からの回復に役立ちます。座ることで体をリラックスさせ、筋肉の回復を早めることができます。

 

従来の机の短所:

 

  • 健康に関する問題:長時間の連続した座り作業は、健康上の問題を引き起こします。さらに、不適切な姿勢で座っていることにより、筋肉がか硬くなり、脊椎症や手根管症候群などの病気を引き起こします。なお、筋肉のこわばりなどの不快感は、人間工学に基づく方法で解消することができます

 

スタンディングデスクと従来の机、どちらが良いのか?

 

科学者たちは、仕事中に立ったり座ったり両方を行うことが、人間本来の自然な動きをさせる最良の方法だと考えています。座り仕事をしているときは、20分ごとに立ち上がるようにしてください。

 

適度に休憩を取り、ストレッチをして体や筋肉をほぐし、血液の循環を良くしましょう。そうすることで、長時間座っていることによる弊害を抑えることができます。長時間の立ち仕事もまた、疲労やストレスなど健康問題の原因になります。立ったり座ったりを組み合わせるようにしましょう。

 

ここで紹介したいのは、スタンディングデスクと座り机のハイブリッドです。従来の座り机を、移動可能なスタンディングデスクに変えることができます。

 

Flexispotで購入できる電動昇降スタンディングデスクEG8は、このハイブリッドタイプの優れた一例です。

 

もう一つの方法は、ある作業をした後に作業場所を変えることです。これは「ワークステーション・ポップコーン」と呼ばれています。ある仕事が終わったら、公園やカフェなど別の場所に移動します。ちょっとした散歩のようなもので、カロリーを消費することができます。従業員たちは1日に何度も職場を移動することができ、そのたびに仕事を終わらせるという機会を得ることができます。

 

結論

 

以上のように、スタンディングデスクと従来の机の長所と短所を見ていただきました。最終的に、どちらの作業机が適切かを決めるのは従業員たちです。

 

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