オフィスデザインにおける自然光の重要性

July 09, 2021

光の力が気分やパフォーマンスに与える影響を過小評価してはいけません。オフィスでも自宅でも、明るい空間は仕事への取り組み方に影響を与えます。
また、体の機能や感覚にも影響をがあります。光が乏しい状態で机に向かって仕事や書き物をしていると、目に負担がかかります。それにより体はいつもの2倍働いていることになります。
暗いオフィスで仕事をしたことがある人なら、昼食時や1日の終わりに外に出ることがどれほど爽快なことか理解できるでしょう。空を見上げ、太陽の光を顔に感じると、生きていることを実感できます。自然にアドレナリンが出てくるのです。人間も植物と同じように、健康を維持するためには一定量の光を必要とします。
それも、ただの光ではなく、自然で本物の光が必要です。理想的なオフィス空間を実現するために、新しいツールや現代的なデザインを取り入れることが重要視されていますが、実際には、従業員の気分や生産性を向上させるために最も重要かつ基本的なことは、十分な自然光なのです。
今回は、オフィスに自然光を取り入れ、活用することで得られる効果について、一緒に考えてみましょう。


自然光が与える影響
体内時計は、24時間周期で働くサーカディアンリズムという内部システムによってコントロールされており、睡眠、起床、食事などのタイミングを知らせてくれます。体内時計が狂ってしまうと、気分がすぐれなくなります。重度の時差ボケ状態です。体内時計を再調整しようとしているため、一日中眠れず、慢性的な疲労感に襲われます。
体内時計を正常に保つためには、自然光が不可欠です。一日の終わりに太陽が沈み始めると、自然光が減少することで一連の内部信号が促され、体が睡眠に向けて準備を始めます。もし、その日に十分な自然光を浴びていなければ、時間に関係なく、体がまだ寝る時間ではないと感じてしまうため、システムが狂うのです。
その結果、睡眠障害や安らかではない夜を過ごすことになり、全身の健康に悪影響を及ぼすことになります。また、眠くならないようにどれだけコーヒーを摂取しても、疲れた社員は効果的な社員ではありません。


健康な従業員は生産性が高い
コーネル大学デザイン・環境分析学部のアラン・ヘッジ教授は、窓から10フィート以内で仕事をすると、眼精疲労、頭痛、目のかすみなどの症状が84%減少することを見出しました。
自然光の量を増やすことで、従業員の健康状態が改善され、生産性の向上につながるとのことです。またヘッジ教授は、企業が従業員のパフォーマンスを向上させ、より健康的な生活を送られるようにするためには、自然光を十分に取り入れたオフィス空間を提供することが最重要課題だと述べています。
目の疲れや頭痛、視力の低下を感じることなく仕事に集中できれば、社員はエネルギー補給のために仕事を中断する必要性を感じなくなるでしょう。
これらの理由に加えて、昔から言われるように日光によって生成されるビタミンDの健康効果を考えると、自然光を新しいオフィスデザインに取り入れるべきなのです。


自然光を利用することで、毎日が明るくなる
人材コンサルティング会社のFuture Workplace社は、「The Employee Experience」と題した調査を行いました。この中で、北米の1,600人以上の人々を対象に、自然光や外の景色が職場に与える影響について調べました。
その結果、47%の回答者は、窓や自然光がないことで疲労を感じる、または非常に疲労を感じると答えています。これは、従業員がコンピューターの画面を長時間見つめていることで、日光に対する欲求がさらに高まっていることが原因と考えられています。
さらにこの調査によると、回答者の73%が、ディスプレイを見ている時間が長ければ長いほど、散歩や窓の外を眺めるなどの視覚的な休憩を欲することに同意しています。


窓の近くに寄れないオフィススペースで知っておきたいこと
すべてのオフィスが魔法のように未来的で素晴らしい環境に変えられるわけではありません。しかし、職場をより健康的で生産性の高いものにするために、革新的である必要はないのです。
ここでは、窓が限られた狭い環境で働く会社で、スタッフが光を受けるために役立ついくつかのオプションをご紹介します。

1. ガラスを使う
もし取り入れることが可能であれば、ガラスの壁を設置することで、外光がオフィス全体に行き渡るようになります。また、自然光を多く取り入れることで、オフィスの照明を一日中つけておく必要がなくなり、エネルギーコストの節約にもつながります。

2. 壁の塗り替え
適切な壁色の組み合わせは、あなたのオフィスに新たな息吹を与え、自然光を弱めるのではなく、反射させたり拡散させたりするのに役立ちます。このコンセプトについての詳細は、「人間工学に基づく記事」にオフィス空間に関する記事があるので参考にしてください。

3. オフィスを出よう
晴れた日にオフィスにいる代わりに、外でミーティングをしたり、チームで近くのコーヒーショップに行ったりすることを考えてみましょう。お金を払わなくても、環境を変えて社員が休憩中に自然光を求めるようにすれば、素晴らしい効果が得られます(ただし、カフェのコーヒー代は別です)。

4. 光の色調によって結果も変わる
共用部や会議室のシーリングライトを購入する際には、青空のように注意力を呼び起こすクールな青色の光から、夕焼けやキャンプファイヤーのように心を落ち着かせる暖色系の照明まで、色の違いが注意力やパフォーマンスに与える影響を考慮しましょう。


まとめ
自然光を取り入れることは、オフィスでの環境を明るくするだけでなく、仕事への取り組み方にも影響を与えます。 FlexiSpotの天然竹天板昇降スタンディングデスクに、太陽の自然光を加えてみてはいかがでしょうか。
オフィスデザインにおける自然光の重要性を振り返るために、この記事を何度も参照してみてください。