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オフィスチェアの車輪を掃除するガイドライン

7月26日
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可動式のオフィスチェアは、デスクに向かったままあちこちにすばやく移動できるので、最高に便利です。しかし、椅子の車輪が正しく機能しなくなると、椅子はメリットのあるものから厄介なものへと変わってしまいます。キャスター付きの車輪に汚れがたまると、オフィスチェアからの転がり具合が悪くなることもあります。お使いの椅子の種類によっては、キャスターが髪の毛や破片で汚れていることがお解りになるかもしれません。キャスターを再び問題無く転がせるようにするには、キャスターを掃除する必要があります。

 

椅子のキャスターホイールは重要部品であり、キャスターホイールが無ければ必要なときにいつでもすばやく職場内で目的のところに近づいたり、滑るように移動したり出来ません。キャスターホイールは常にきれいに清掃しておくことが重要です。さもなければ、たとえあなたの机の端に置かれていてもあなた自身がとまどってしまっていることに気付くでしょう。椅子のキャスターホイールをできるだけきれいに保つためには、以下のテクニックとコツをご確認ください。

 

先ず第一に、必要とされるであろうものを列挙しておきます。:

  • ぼろきれ
  • バターナイフ
  • 綿棒
  • キッチンクリーナー
  • ピンセット
  • ドライバー
  • ガムテープ
  • 綿棒
  • 石鹸と水
  • かみそり潤滑剤

 

椅子を逆さまにする

 

キャスターホイールに簡単に手が届くようにするためには、椅子を逆さまにしなければなりません。ほとんどの一般的なオフィスチェアではそれほど難しいことでは無いはずです。自分一人でも出来るでしょう。椅子は作業が出来るように目の前に置きます。

 

大きな破片の除去

 

バターナイフを使用し、ホイールから全ての破片を取り除きます。ナイフは、隙間やホイールカバーの下に入るくらい小さいものを使用します。これでホイールを動かないようにしている汚れやかすの大部分が取り除けます。 プラスチックホイールに突起が生じてしまい、スムーズに回転出来なくなってしまうため、圧力をかけ過ぎないように注意してください。ピンセットを使用し、ホイールに絡まった髪を取り除きます。この段階で、必要に応じて椅子の車輪を取り外すことも可能ですが、ナイフを使用するため、手で押さえるのでは無く、車輪を椅子の所定の場所にしっかりと固定しておくことをお勧めします。

 

車輪の取り外し

 

オフィスに揃えられている椅子を見ると、ほとんどの椅子の車輪は取り外し可能です。キャスターを掃除する前に、椅子のフレームからキャスターを取り外してください。通常はベース全体が椅子から外れ、ドライバーまたは同様の工具を使用し、車輪を取り外します。

 

片方の手でキャスターを掴み、もう一本の手で椅子の土台を掴んでからキャスターを1つずつ引き出します。これは少し根気のいる作業ですが、一部のキャスターは他のキャスターより簡単に外れるものもあります。キャスターの柄の部分には、キャスターを所定の位置に留めておく締め付けリングがあります。キャスターが外れない場合は、椅子を回転させてみてください。角度が変わればキャスターを引き出すために更に力が加わるので、より簡単に外せるようになる場合があります。

 

清掃

 

キャスターを開けると、車輪にたくさんの破片や髪の毛、布や繊維がこびについていることに気付くでしょう。指先で出来るだけ多くの汚れを取り除きます。

 

  • 貼り付いた紙やステッカー、ペーパークリップを取り除くことから始めます。
  • 大きな破片をすべて取り除いたら、テープを1枚取り出し、それを使用し小さな粒子を取り除いて行きます。テープに汚れが貼り付くことで、車輪から汚れを取り除きます。
  • キャスターホイールにガムが詰まっている場合は、アルコールとバターナイフを使用しガムを取り除きます。
  • 繊維や髪の毛がすぐに取れない場合は、かみそりの刃を使用してください。 かみそりの刃にはご注意ください。単純に下まで持って行き、髪をそっと切り取ってください。こうすれば破片の大部分が除去されます。
  • 指やかみそりの刃が届かない場所で、汚れが詰まっている部分が見つかった場合は、針を使って取り除いてみましょう。
  • 車輪をタオルなどで拭き取り、溜まっている化学物質を取り除いてください。ホイールカバーの外側と内側、双方を拭き取ります。
  • 指がカバーの内側に入らないような狭い場所については、綿棒を遣えばうまく隙間に届きます。

 

水で洗い流す

 

車輪は水に浸けたままにせず、ご自身で洗い流すときだけ水を使います。石鹸と水だけでは、全ての破片は洗い流せません。車輪の汚れ自体はすべて取り除いたので、今は洗い流すときです。

 

  • 車輪を洗い流すための石鹸溶液を作り、車輪を浸します。ピンセットやテープでは届かないところにこびりついたきにくい素材を取り除くには、石鹼がとても役に立ちます。洗い流す前に作った石鹸溶液に車輪を5分から10分浸します。
  • 車輪をご自身できれいになったと思えるまでブラシでこすり始めてください。
  • キャスターに石鹸水をかけます。キャスターから汚れた水が流れ出すのが見えるでしょう。きれいになるまで洗い続けます。
  • きれいな水ですすぎ、キャスターを完全に乾かします。車輪の内側に湿気が残っていると、きしみ音がしたり、表面に粒子が付着したりする可能性があります。キャスターを乾かすには、清潔な布またはペーパータオルをご使用ください。家で行う場合は、低温に設定したドライヤーを使用しても良いでしょう。

 

車輪への注油と再取り付け

 

油の流れが良くなるように、シートの金属部品とその他のすべての可動部品に注油してください。床に接触する車輪部に潤滑油を注油すると、ベタベタした状態になってしまいます。キャスターの車輪部に注油するには、長めの塗布器を使用してください。各車輪内部にも注油しますが、ほんの少しだけで十分です。注油し過ぎた場合は布で拭き取ってください。そのままにしておくと、汚れが付着してしまう可能性があります。ワセリンで車軸に注油することも可能ですが、そうせずとも車輪がスムーズ且つ静かに回転する場合は必要ありません。車輪がキャスター状に構成されていない場合でも、車輪は掃除する必要があります。同じ手順で行ってください。プラスチック製の場合は、潤滑油を塗布すると付着物がついてしまい、また床に脂っこい汚れがついてしまうので、潤滑油は使用しないでください。

 

これで、全ての清掃作業と取付が完了しました。椅子のベースを再び取り付けることができます。椅子を使用したときに再び問題が発生するのを防ぐために、ベースを正しくぴったりとはまるように固定してください。椅子を動かしてみて、車輪が問題無く動く状態にあることを確認します。

 

キャスターへの目詰まりをなくし、汚れがつかずきれいな状態に保つ最適な方法は、定期的にキャスターを清掃してメンテナンスを行うことです。オフィスの清潔度にもよりますが、少なくとも2か月に1回は行ってください。 車輪を掃除した後では、椅子の動きが全然違うことに気づくでしょ。キャスターホイールを適切にメンテナンスすれば、椅子の出来るだけ長い寿命も保証されます。

 

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