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長時間座りっぱなしは脳に悪影響!?

10月8日
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近年、企業のIT化が進みデスクワークの多い企業も増えてきています。

それに伴い、座りっぱなしによる身体だけでなく、脳に及ぼす影響が懸念されています。

座りっぱなしが脳に及ぼす影響とは一体なんなのでしょうか?

 

座りっぱなしが脳に及ぼす影響とは?

座りっぱなしであることの健康へのリスクに関する研究は以前から注目されています。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームが発表した「Sedentary behavior associated with reduced medial temporal lobe thickness in middle-aged and older adults」という論文によると、座っていることは身体だけでなく、脳に及ぼす影響も大きい様です。

そしてその脳に及ぼす影響は大きく分けて2パターンあります。

 

その1. 記憶力の低下

研究チームは45〜75歳までの男女35名を対象に過去1週間の平均着座時間と運動量について調査を行いました。

すると着座時間の多い人ほど、記憶に関わる脳の領域の衰えが見られ、運動量の有無や量は全く関係していなかったのです。

つまり座れば座るほど悪くなり、運動しても回復はしないということです。

またアルツハイマー病の症例のうち、約13%は座りっぱなしが生活習慣の原因と考えられており、全人類が1日の着座時間を25%減らすだけで、アルツハイマー病患者は100万人は減ると推計されているとの研究結果もあります。

 

その2. 生活習慣病

座りっぱなしが長く続くことで、血流が悪くなり、血液がドロドロになります。

その結果、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病など様々な病気の発症につながるといわれています。

ではこれらの脳への負担を解消するにはどうすれば良いのでしょうか?

仕事でデスクワークが多い人でも簡単にできる解消法をお教えします。

 

座りっぱなし解消法

座りっぱなし解消法として一役買ってくれるのが、スタンディングデスクです。

オシャレなIT企業のオフィスでは多く導入されていますが、まだまだ世間の認知は低い様です。

そこで今回はそんなスタンディングデスクをタイプ別に紹介していきます。

 

スタンディングデスク

スタンディングデスクは、机の上にパソコン台として置くだけで済むので、新たにデスクを置く場所を確保しなくても済み、手軽に試してみたい人にぴったりです。

操作もガススプリングで調整できるので女性でもラクラクです。

  

昇降デスク

昇降デスクは、IT企業などでよく使われている最もオーソドックスなデスクです。

ボタン1つで静かにスムーズに高さを調節でき、天板も大きく広々使えます。

またアラーム機能も搭載されており、定期的に座り立ちを繰り返せるのも魅力的です。

 

 デスクバイク

デスクバイクは糖尿病予防に最も効果的な最先端型デスクです。

座って足を動かしながらデスクワークをしたり、椅子から降りて、立ってデスクワークができたりと便利です。

また置き場所も省スペースで済みます。

参考文献

『クローズアップ現代』(http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3731/1.html)

『Forbes Japan』(https://forbesjapan.com/articles/detail/20631)

『HEALTH PRESS』(http://healthpress.jp/2018/05/post-3630.html)

*Sedentary behavior associated with reduced medial temporal lobe thickness in middle-aged and older adults:

中年と高齢の成人における側頭葉の厚さの減少に関連した坐位行動。