仕事中毒:判断方法と脱却方法

October 19, 2022

仕事中毒は、必ずしも職場での中毒として認識されているわけではありません。しばしば自発的に仕事をする人としての態度と混同されますが、全く違います。自発的に仕事をする人とワーカホリック(仕事中毒)の間には微妙な違いがあります。人生とキャリアの目標を達成するには自発的な態度が必要ですが、仕事中毒は人生と職業上での成長を損なう可能性があります。しかし、仕事中毒を判断する方法を紹介する前に、仕事中毒とは何かを理解しましょう。

 

仕事中毒とは

 

正直に言うと、働くことは気分が良いことです。特に、KPIを無視し続けていれば、目的意識と達成感が得られます。しかし、仕事をすることでの気分の良さは、仕事が多いことで得られるものではありません。過労が通常とななった場合は特にそうです。
仕事中毒者とは、仕事をしたいかどうかにかかわらず、仕事に強い執着を感じる人を指します。アメリカ心理学会によると、「ワーカホリズムとは、仕事をしたいという強迫的な欲求のことであり、その度合いは広範囲に及ぶ。仕事中毒者は仕事を休むことを躊躇う。仕事中毒はしばしば著しいストレス、対人関係のトラブル、および健康問題の原因となる」と唱えられています。

 

ワーカホリックはしばしば、仕事が終わってからも長時間働き、自宅にいてもメールをチェックしたい衝動が抑えられなくなります。

 

残念ながら、仕事中毒は会社員以外でも存在します。新しい仕事のハイブリッド・モデルにより、リモートワーカーや在宅勤務者の間で仕事中毒者が増加しています。WFH(在宅勤務者)の中でさらに深刻なのは、労働時間があるにもかかわらず、1日中働くことが多く見られることです。職場が家のすぐ近くにあるため、在宅勤務者のワーカホリズムは一見して明確に見られません。

 

仕事中毒のサイン

 

仕事中毒は、中毒の程度によって、1回の検査で簡単に見つけられる場合もあれば、見つけにくい場合もあります。ですが、ここで一旦仕事中毒のサインをまとめてみました。

 

仕事上で納品に恐怖を抱いている 

 

ワーカホリックは失敗への強い恐怖に駆られることが多いです。この恐怖が納期の遅れや失敗を避けるために、長時間労働に駆り立てます。仕事に対するモチベーションを慎重に分析しましょう。失敗への恐怖が一番の動機になっているのであれば、ワーカホリックになっていたり、ワーカホリックになりかけている可能性があります。

 

失敗に対する恐怖は多くの場合、子供時代に発症します。それは学校内や学校を卒業して大人になってから仕事のプレッシャーを感じ、失敗することへの恐怖から発症します。仕事中毒者は、しばしば仕事のパフォーマンスへの不安に悩まされています。

 


常に仕事してはいるが、生産性が低い

 

長時間労働は生産的に見えるかもしれないが、実際には逆効果であることが研究で証明されています。常に仕事をしていても、目標を達成できていないのであれば、それはワーカホリックの領域に入った可能性があります。周りを観察すれば、労働時間が少ない同僚の方が成果を上げていることに気づくでしょう。

 

身体には休憩が必要であり、脳にも休憩が必要です。過労は脳を疲労させて、創造性や生産性を低下させます。そのため、疲れ切っていても働き続けると、何時間かけても目標の結果にほとんど達成できません。

 


睡眠よりも仕事

 

ワーカホリックのサインの1つとして、ほとんど十分な睡眠を取れていないことがあります。常に先を行くために、頻繁に仕事が睡眠の妨げになっています。身体は休息が必要です。睡眠は身体が取るべき休息を得る唯一の時間です。睡眠によって気分がリフレッシュし、脳を活性化させるので、睡眠に妥協することは逆効果です。

 

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仕事で一日の大半以上を過ごしている

 

仕事中毒者は、労働時間外に働いていることが殆どです。その場合、規定された勤務時間から数時間過ぎていても席を離れません。最終的に退勤しても、家に仕事を持ち込みます。残業が続いている場合、仕事中毒になりやすくなります。

 

上司からの評価や昇進に悩まされている

 

ワーカホリックにとって人生とは、昇進、昇給、そして競争を勝つことと捉えています。抜きん出ようと努力すること自体は良いことですが、常にオーバーワークになれば、それは問題です。上司に好印象を与え、昇進が決まることがすべてと捉えるようになります。このような不健全な欲求は、同僚との関係を悪化させる場合があります。

 

仕事を自分自身の問題から逃避するための手段としている

 

人間の心は当然問題に正面から取り組むことを嫌います。どうにかして問題がなくなれと思って、隠れたくなります。研究によると、ほとんどの人は問題から逃れるために仕事を利用しているようです。問題から関心を遠ざけるために長時間働いているようです。しかしこれは一般的に仕事中毒につながる行為です。

 

最近トラウマな経験をしていて、その問題を避けるために長時間働いていることに気づいた人は、ワーカホリックになっていなくても、ワーカホリックになる可能性が高いです。その場合は、専門家の助けを求める必要があります。

 

よく眠れない

 

ワーカホリックの人たちは、何とか眠ろうとしても、なかなか眠れないことがあります。一日中働いて仕事のことを考えているため、彼らの心は処理作業に追われ、心が休まりません。そのため、仕事をしている夢を見ることがとても多いようです。寝ていても起きていても仕事が生活を奪ってしまうのです。長時間労働を繰り返し、睡眠中でも仕事をしている自分に気づいたら、仕事中毒かどうか検査をしましょう。

 

最後に休憩を取った記憶がない

 

緊急時以外は休まずに一年中仕事をするのは、ワーカホリックの典型です。この習慣によって、組織からみれば重要な戦力とみられるかもしれませんが、あなたにとっては不健全な習慣です。また、年間最優秀社員賞を連続で獲得する可能性はありますが、長くは続かない可能性が高いです。なぜなら脳の休息を怠るほど、脳の生産性が低下するからです。

 

最終的には、専門的な成長が止まり始め、生涯かけて追求してきた賞の価値が失われる可能性があります。

 

仕事中毒から脱却する方法

 

仕事中毒の症状がわかった以上、「この依存症をどうやって断ち切るか?」という疑問が頭に思い浮かぶと思います。しかし、上記の症状のすべてまたは一部を確認できれば、そんなに心配する必要はありません。仕事中毒を解消する簡単な方法があります。ここでは、最も効果的な方法をリスト化してみました。

 

成功の意味を再定義する

 

キャリアの成功は、今日の世界における成功の基本的な基準のように思われますが、それがすべてではありません。真の成功は人生のあらゆる分野での成功を意味しています。つまり、健康、人間関係、キャリアにおける成功が、本当の意味での成功の基準です。これがワークライフバランスの最終目標なのです。

 

仕事中毒の症状の一部または全部を生活の中で確認できた場合は、一歩引いて観察してみましょう。自分のライフスタイルや選択をじっくりと振り返り、成功が自分にとってどのような意味を持つのか、特に健康や人間関係と関連して、再定義してみましょう。自分にとって成功とは何かを明確に定義し、人生のあらゆる分野で成功することに取り組んでください。

 

また、仕事が生活の他の側面に侵入しないように、明確な境界線を設定する必要があります。これを一人で行うのが困難な場合は、専門家に助けを求めてください。また、友人や家族にも協力を求めて、自分の境界線に対する責任を取りましょう。

 

休息を取る

 

仕事中毒を断ち切るには、休憩して生活の他の側面に集中することが非常に重要です。休憩を取ることで、脳に休息とリフレッシュの時間を与えます。しかし、仕事から開放して休息をとる方法は他にもたくさんあります。

 

一歩下がってみると、別の視点から物事を見ることができます。キャリアアップ以外の指標で自分の人生を評価し、自分における成功の本当の意味を定義します。

 

休息はリゾート地のように優雅である必要はありません。1週間、2週間、あるいは (可能であれば) 1か月ほど仕事を休んで、家族や友人と一緒にいるだけでも素晴らしい休息になります。このような休息を取ることで、健全な人間関係を育むのに役立ち、仕事に対する新鮮なアイデアを発見できる可能性があります。

 

一つだけやることと言えば、休息中は仕事をしないように意識することです。リラックスした時間を取れば、仕事を再開したときにどれだけリフレッシュされ、生産的になるかに驚くと思います。

 

また、昼休みは昼休みと割り切って、できるだけ昼食時はデスクで昼食を食べたり、仕事をしたりしないようにしてください。この3分または1時間の休息は、良好なメンタルヘルスと最適な生産性のために必要です。

 

専門家に助けを依頼する

 

慢性的な仕事中毒に見舞われている場合は、簡単には断ち切れない可能性があります。慢性的な仕事中毒になっている場合、休息を煩わしいものと捉え、仕事をしていないときはストレスを感じています。また、ワークライフバランスの重要性を広く客観的に見ることが難しく、休息を提案されても取ることを嫌がる場合があります。

 

もしこういった部類に属していたり、慢性的な仕事中毒者を知っている場合、唯一の解決策は専門家に助けを依頼することです。最近トラウマ的な経験をし、仕事を問題からの逃避する手段として利用している場合は、専門家による支援が特に必要です。

 

また、友人や家族の助けを借りて、カウンセリングを受けたり、仕事と生活の境界線を管理を行う責任は必ず取ってください。

 

健康を最優先にする

 

健康は一番大切な財産であり、過労は健康を害するものです。過労は、背中の痛み、首の痛み、筋肉の痙攣、その他多くの健康問題を引き起こします。人間工学に基づいたオフィス家具を使用していない場合はさらに悪化するおそれがあります。

 

健康に問題があると、仕事を辞めざるを得なくなり、誰かに居場所を奪われることをしっかりと覚えておいてください。なので、必死に健康を維持してください。自宅で仕事をする場合は、人間工学に基づいた家具に投資してください。また、オフィスで働いている場合は、人間工学に基づいたオフィス家具やアクセサリーへの投資について上司に相談してください。当社では、社員専用の購入プログラムをご用意しています。FlexiSpotは従業員の購入や大量注文に対して非常にお得な割引サービスを提供しています。

 

最も重要なことは、休息と運動の時間を確保することです。病気よりも健康な状態の方が、組織にとって有益であることを覚えておいてください。

 

まとめ

 

心理学の世界では、仕事中毒はアルコール依存症と同じように生命を脅かすと考えられています。そもそもワーカホリックという言葉が生まれたのもそれが理由です。残念ながら、職場環境では深刻には扱われていません。しかし、その潜在的な影響は生活や人間関係にダメージを与えます。

 

仕事中毒になると常に忙しい上に、生産性が徐々に低下し、有意義な人間関係を断ち切る場合も多々あります。多くの場合、大切な人と連絡が取れなくなるまで、本人の感情的な欲求に目がくらんでしまうおそれがあります。

 

幸いにも、仕事中毒は断ち切ることができます。仕事を休み、成功が自分にとって何を意味するのかを再定義し、健康と人間関係を最優先し、必要に応じて専門家の助けを求めてください。

 

人間工学に基づいたオフィス家具に投資することは、過労による腰痛や関節痛などの健康問題を起こさないようにするためにも重要です。FlexiSpotストアでは、人間工学に基づいたオフィス家具を購入できます。

 

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