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腰痛の原因とは

4月21日
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腰部(腰)とは、胸郭の下あたりから背中にかけての部位のことです。ほとんどの人が人生のある時点で腰部の痛みを経験しているといいます。アメリカでは、仕事を休んだり医師の診察を受けたりする原因の上位に腰痛が挙げられています。幸いなことに、腰痛は時間の経過と共に自然に改善することがよくあります。けれど、そうでない場合には、いくつか効果的な治療法があります。

 

この記事では、腰痛の一般的な原因についてお話しします。その上でいくつかの予防法について取り上げ、腰痛向けの人間工学に基づいた椅子が、いかにしてこの症状を克服するのに役立つかについてご説明します。

腰痛の10の一般的な原因とは

 

腰痛の原因は、機械的なもの、器質的なもの、および特発性のものに分類されます。機械的な腰痛は脊椎の動きによって引き起こされる痛みです。これには、椎間板、椎間関節、椎骨、筋肉、靭帯、軟部組織などの脊椎構造が関与しています。一方、器質性腰痛は脊椎腫瘍のような疾患によるもので、特発性腰痛は原因不明の腰痛をさします。

 

ここからは、あなたが腰痛で医師の診断を受けた際に医師が探す、または除外する10の原因についてお話しします。

 

1.捻挫と挫傷

 

腰痛の原因として最も一般的なのが、靭帯や筋肉、腱の捻挫やゆがみです。ほとんどの場合、脊椎を過剰に使用することによって起こります。こうした脊椎構造を捻ったり引っぱったりすると捻挫やゆがみが発生する可能性があります。また、不適切に持ち上げたために起こることもあります。

 

2.坐骨神経痛

 

坐骨神経痛は、坐骨神経の圧迫や刺激によって起こる痛みです。坐骨神経は腰から臀部を通り、両足までいたっている神経です。つまり、腰から足に伝わる痛みのことを坐骨神経痛といいます。

 

3.椎間板変性症

 

この症状はいかにも心配が必要なように聞こえますが、これは、椎間板が損傷したために引き起こされる腰痛のことです。椎間板は年齢と共に摩耗して薄くなり、平らになっていきます。そのため、椎間板は椎骨を支えるクッションとしての機能を失います。損傷した椎間板はより破れやすくなる傾向があります。

 

4.椎間板ヘルニア

 

椎間板を保護しているカバーは、時間の経過と共に裂ける可能性があります。この時、内側にある柔らかい椎間板組織が外側の層を突き破ってしまうことがあります。このように椎間板がずれた状態を椎間板ヘルニアと呼びます。椎間板ヘルニアは神経根を圧迫し、腰痛やうずき、しびれ、脱力感などの症状を引き起こします。

 

5.脊椎すべり症

 

脊椎すべり症は、脊椎が前方にずれて背骨の配置が崩れ神経根が圧迫される症状です。この症状は主に腰部に起こりますが、背骨のどの部分にも起こる可能性があります。椎間板の変性と椎骨の骨折が、すべりを引き起こす最も一般的な2つの原因です。

 

6.脊柱管狭窄症

 

脊柱管狭窄症とは、脊椎内部の空間がせまくなることです。この状態は主に、椎間板ヘルニアの結果として発生します。ただし、場合によっては変形性脊椎症による骨棘が原因となることもあります。脊柱管狭窄症は、脊髄神経を圧迫して痛みを引き起こします。上部脊椎と腰部脊椎の両方に発症する可能性があります。

 

7.脊椎の湾曲異常

 

正常な背骨を横から見ると、わずかにカーブした「S字」のように見えることでしょう。脊椎の湾曲異常には以下のようなものです。

 

脊柱前弯症:腰椎が臀部のすぐ上で内側に湾曲している状態

 

後弯症:背骨が背中の上の方に向かって異常に丸くなっている状態

 

脊柱側弯:背骨が左右にC字型に湾曲している状態

 

8.関節炎

 

関節炎には100以上の種類があります。その多くが炎症や衰弱、摩耗などによって腰痛を引き起こす原因となっています。腰部の痛みを引き起こす関節炎の最も一般的なものには、変形性関節症、関節リウマチ、強直性脊椎炎などがあります。

 

9.骨粗しょう症

 

骨は、体内で補強できる量よりも早く質量を失い始めるともろくなります。もろくなった骨は骨折しやすくなります。こうした骨折は脊椎に起こることが多く、椎体圧迫骨折と呼ばれています。男女共に年齢を経るごとに骨量が減少しますが、閉経後の女性はより早く骨量が減少するため、骨粗しょう症のリスクが高まります。

 

10.脊椎腫瘍

 

腰痛は脊椎腫瘍の影響でも発生します。細胞が分裂して増殖すると腫瘍になります。悪性腫瘍も良性腫瘍も腰痛の原因になります。腫瘍は、脊椎から発生する場合と身体の他の場所から脊椎に転移する場合とがあります。

 

腰痛を治療するための家庭療法とは

 

事故や転倒による大きな怪我がなければ、腰痛で慌てて医者に駆け込む必要はないでしょう。まずは以下のセルフケアを試してみてください。

 

1.ベッドで安静でいるのは避ける

 

腰痛になると、人はベッドで安静にしていれば痛みが和らぐものと思いがちです。けれど多くの臨床研究によると、ベッドで安静にしている患者は活動的に動く患者よりも実質的により強い痛みを経験し、回復も遅いといいます。

 

2.氷や熱を利用する

 

アイスパックやコールドパックを一回に20分ほど使って冷やすと、腰部の痛みや腫れを軽減することができます。パックは必ず柔らかい布や薄いタオルで包んでから腰に当てて、皮膚を傷つけないように気をつけてください。また、痛みを和らげるために温湿布を利用する、温浴をするなども良いでしょう。最初の2日間は氷を使用し、その後は氷と温湿布などを組み合わせて試すことをお勧めします。

 

3.市販の治療薬を試してみる

 

イブプロフェンやナプロキセンなどの市販の鎮痛剤を使用することで腰痛を緩和することができます。また、同じく市販のジェルやクリーム、パッチやスプレーなどを皮膚に塗ると痛みが和らぎます。こうした治療薬は皮膚の神経を刺激し、温めたり冷やしたりすることで痛みの感覚を鈍らせるのです。

 

腰痛の予防方法とは

 

腰痛が起きてから治療するのではなく、体調を改善して腰痛を回避し予防してみてはいかがでしょうか?

 

健康で丈夫な腰を保つために、以下のことを試してみてください。

 

定期的に運動しましょう。ウォーキングや有酸素運動、水泳などの背中の筋肉に負担や衝撃を与えない運動は、筋肉の強さと持久力を高め、筋肉の機能を向上させることができます。

 

筋力と柔軟性を作りましょう。体幹を鍛えるために、腹筋や背筋のエクササイズを試してみてください。これにより、背中を支える筋肉が連動するように調整することができます。

 

健康的な体重を維持しましょう。太りすぎは背中の筋肉に負担をかけます。

 

禁煙しましょう。喫煙は腰痛のリスクを上げる可能性があります。一日に吸うたばこの本数が多ければ多いほどそのリスクは上がります。たばこの本数を減らすことが大切です。

 

できれば、腰の筋肉に負担をかけるような動作は避けましょう。スマートな立ち姿で猫背にならないように気をつけてください。

 

骨盤の位置のバランスを保ちましょう。長時間立ち仕事をしなければならない場合は、腰にかかる負担を少しでも減らすために、片方の足だけでも低めのフットスツールに置いてください。

 

長時間座る必要がある場合は、ランバーサポートを備え、アームレストと回転台がついた、人間工学に基づいたオフィスチェアを選ぶと良いでしょう。膝は常に腰の高さに保ち、30分ごとに体勢を変えてください。

 

腰痛を防ぐためには、重い物を持ち上げないようにしてください。どうしても重い物を持ち上げなければならない場合は、脚を使うようにします。背筋を伸ばして、曲げるのは膝だけにしてください。重い物は身体に密着させて持ち上げることです。とても重い物を持ち上げる時は誰かに手伝ってもらいましょう。

 

人間工学に基づいたオフィスチェアはどのように腰痛に役立つのか?

 

人間工学に基づいたオフィスチェアは姿勢をサポートし、身体への負担を軽減するように設計されています。肩をすっかり包み込むような背もたれがついています。また、アームレストも肘や前腕を支えられるように調節が可能です。これにより、マウスやキーボードなどのガジェットを使用する際に腕や肩の筋肉疲労を引き起こすことがありません。

 

ランバーサポートを備えた人間工学に基づいたオフィスチェアに座ると、より背筋を伸ばした状態を保つことができます。前かがみになって腰に負担をかけることなくデスクの上の様々な物に手を伸ばすことができます。

 

FlexiSpotの人間工学に基づいたオフィスチェアは、従来のオフィスチェアよりも高品質の素材で作られています。さらにデザインに組み込まれた追加のランバーサポートと調節可能なアームレストとヘッドレストがついています。足が短い場合は椅子を低くしてシートを前方にスライドさせれば、奥行きを短めにすることができます。

 

FlexiSpotのGC02は、市場で最高の人間工学に基づいたオフィスチェアのひとつです。背中を休ませたい時はいつでも椅子を傾けることができるポジションチルトロッキング機能を備えています。また、調節可能なリフティングヘッドレストを使って首を解放することもできる上、自宅や職場で身体から圧力を解放する通気性の良いメッシュ素材の背もたれで腰部をサポートすることができます。

 

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