アートの治療効果

July 28, 2021

アートとは私たちの周りのいたるところに存在しています。創造とそれを形にする要素であり、誰でもがアートを鑑賞することが可能です。それは物質的な美しさだけでなく、プロセスやさまざまな表現手段にもその美しさは見られます。

 

「技術的な熟練度、美しさ、感情的な、または概念的なアイデアを表現するための創造的な想像力を伴う人間の、様々な範囲におよぶ人間活動」として定義されるアートは、人間の知恵と知覚の表現手段として、何千年にもわたって存続してきました。ピューリッツァー賞を受賞したアーティストであるフィリシア・ラッシャッドはかつて次のように述べています。 「子供は話楚洲前に歌い、字を書く前に絵を描きます。立ったと思えば、直ぐに踊りだします。アートとは人間にとって表現の基本となるものなのです」。つまり、私たち一人一人がアーティストにも成りえると言うことです。

 

すべての人間の脳は、左脳と右脳に分かれている

 

左脳は論理的な思考を司る側であり、右脳は創造性を司ります。それは私たち全てにとって、創造力の分泌液を出し、直感、独創的な発想、そして想像力がひらめくところです。

 

空間を視覚化し、結果を予測し、しぐさから意味を解釈したり、さらには私たち自身の目の前の現実を理解したりするのが左脳の重要な役割です。対して右脳は目の前にあるものを評価し、それを解決するために巧妙に戦略を練り出すように備えられています。習慣的な選択により、一方が他方よりも支配的で活発になる場合もあり得ます。

 

また右脳は、私たちの言語能力もサポートしています。 特に、使用する上で正しいまたはより適当な言葉、基本的な意味、および使用される用語に複数の意味合いを持たせたりします。それが言葉のあやであろうと、礼儀上微妙な意味合いの表現になろうと、比喩であろうと礼儀における微妙な意味であろうと、右脳はそれらをうまく引っ張り出して来ます。

 

一般的に知られているように、朗々としたスピーチや、優れたコミュニケーション能力は、特に対人関係を築き上げることや、それぞれのキャリアにおいて人が成功するための決定的要因となります。物体との相対距離を俊敏に悟る視力と同様に言語能力には、社会的環境下で人の知覚を広げる力があるのです。

 

アートには多くの機能があり、それ故人類が存在する限りアートは存在してきた

 

私たちの人間性のほとんどの側面を表現する媒体として、それは私たちが成そうとしている何か、あるいは生来持ち合わせている何かであり、それ故に成し遂げねばならないものなのかもしれません。アメリカの心理学者であり、マズローの欲求段階説の提唱者であるアルバート・マズローは、次のような表現が適当ではないかと述べています。

 

「ミュージシャンは音楽を作り、芸術家は絵を描き、詩人は究極的には自分が平和な気持ちになれるように詩を書きます。ある男に何が出来るのかと問えば、彼は何かを成すことになる。私たちはこれを自己実現と呼んでいますが、彼の欲求に照らし合わせれば、それは自己達成となります。すなわち、彼にとっては成れる可能性のあるものすべてに、実際成ろうとする傾向があるのです」。

 

アートには瞑想的な属性があり、外部的にはとても癒され、内部的には殆どが癒しとなる

 

私たちを人間性や魂と深く結びつけます。カナダのクイーンズ大学の調査によると、平均的な人は毎日6,000ものことを考えているそうです。それとは別ですが、私たちが一日の約90%を考えこんでいるのと同じことになります。人が完璧主義者であるか、深刻な不安に苛まれているとすれば、おそらくその数値はもっと増えるでしょう。

 

しかし、創造的な努力をしていると、アートは私たちの注意力を引き付け、それほどの障害を感じずにタスクを完了させられるような創造的ゾーンにあなたを導き、心を静めます。その瞬間、あなたの脳は心配事、ストレス、そして否定的な感情を創造性と自己達成へと推し進め、あなたの心を落ち着かせます。

 

アートはまた、私たちが認識している以上に多くの方法で私たちの脳に影響を与えることが科学的に証明されている

 

脳は内部でつながりが出来ていき、生涯の間の自分の習慣やライフスタイルに沿って変化して行きます。私たちが行うあらゆる活動、あらゆる分析、あるいは複雑な活動は、脳の柔軟性に影響を及ぼします。これはまた神経可塑性とも呼ばれています。

 

これは、経験を通じて発達し進化し続ける脳の能力によるものです。その名が示すように、可塑性とは、伸ばしたり、変化したり、形作ったりする能力を指します。アートを鑑賞し、アートを創造することで、私たちは脳を形作り、発達させ、情報保持能力、吸収力、怪我からの回復を簡単にする能力を維持します。

 

アートを用いた治療もまた、心的外傷後障害またはPTSDに苦しむ人々、特に退役軍人、アルツハイマー病の高齢患者、およびその他の怪我や病気で苦しんでいる多くの人たちには前向きな変化をもたらしています。この種の治療法は、人がどう感じているかや特定のヒントに対し、どのように反応するか、また何かに対してどのように振る舞うかについてよりよく理解することに役立ちます。物事がどのようであるかを理解することで、こうした患者たちは過去の特定の経験や病気を乗り越え、その原因となったより深い問題も解決しようとします。

 

スケッチ、絵画、着色、コラージュの作成、彫刻、あるいはその他の形式を使用じて診療を行うアート療法士は、患者が作ったアート上に見られる意味、暗示、記号、および微妙なヒントの解読を支援します。子供や青年期の若者、そして大人でさえ、アート療法の恩恵に授かることが出来ます。治療では先ずストレスを和らげ、感情をコントロールし、うつ病や不安症を改善します。依存症への対処や治療も行います。

 

治療中にアートに関わることは良いことですが、家でアート制作をすることも検討すべきことです。制作品がより多くなるにつれ、教師や家庭教師からの指導を受ける機会も増え、新しいスキルの習得や技術の向上にもつながります。故に自宅の中にアート制作のために小規模のスペースを作るのは良い考えかとも言えます。FlexiSpotには、生来の健康上の利点を考えて設計された実用性と利便性に優れた製品があります。高さ調節可能な電動式昇降学習机SD1は、アート作品制作中姿勢を正しく保てるようにテーブルが傾き、制作に必要な画材を入れておく引き出しも設けられています。

 

拡張可能な垂れ板設計を採用しているため、テーブルは必要に応じ拡張することが可能です。製図だけでなく、塗作業、描画、iPadの使用や読書など多用途に使用出来る製品です。創造的且つ癒しも得られる実に素晴らしいオフィス家具です。

 

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