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スタンディングデスクの保証内容比較

5月17日
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買った当初はしっかりしていて大丈夫でも、しばらく使ったら壊れ始めてしまったということはありませんか?そんなとき、あなたならどうしますか?保証書を確認して、交換してもらうか、返金してもらうかすると思います。保証書は商業的な妥当性をもって解釈されるべきであり、それは、当事者の商業的な意図を汲んで、自然な言語に置き換えることができます。

 

言い換えれば、どのような法律用語が書かれていても、限られた期間後に製品が満足に使用できなくなった場合、販売者または製造者は返金するか、製品を交換するべきです。

 

保証の裏側にある真実

 

スタンディングデスクに対する製品保証は、その製品にどれだけお金をかけるかによって決まります。メーカーは手ごろな価格を実現するために、安い部品と、安くて未熟な労働者を使用し、多くの場合、品質検査をごまかすか、または無検査にするなどしてコストを抑えます。

 

通常の手順では、ラインから出荷される10分の1の製品を抜き取りテストし、その抜き取りサンプルの不良率が8%を超えた場合にのみ、その製造ロットについては全品検査を実施します。これは大量生産をする製品のビジネスモデルには適していますが、スタンディングデスクのような製品が故障した場合には、消費者にとって大きな問題となります。

 

スタンディングデスクのメーカーにとって、最大の内部コストは労働者の人件費です。労働コストを根本的に削除するためには、3つの方法しかありません。

 

1.製品組立をできるだけ消費者にやってもらう。

2.より良い設計、使用する工具、自動組立てライン、テストなどにもっと投資し、人が触れる工程や部品を減らす。

3.より信頼性の高い部品を使用することで、検査不合格になる可能性を減らし、手直しにかかる時間の無駄を減らす。

 

製造者は1に注力しますし、品質設計者は2と3に注力して製品の競争力を高めます。

 

販売者とOEMサプライヤーの違い

 

99%の場合、スタンディングデスクのベースフレームを作っている会社が、お客様に販売しているわけではありません。、最終製品を製造する中間企業があり、ベースやトップを調達し、部品の選定、テスト、文書化、梱包、倉庫保管、受注から出荷までの管理、机一式としてANSI/BIFMAから安全設計に関する認証を取得するなどを行っています。また、ブランド化、価格設定、広告宣伝、拡売、顧客サービスのすべてを行います。

 

製造社は、デスクシステム一式を販売する会社に対する「OEM」(納入先商標による受託製造)です。彼らの保証はエンドユーザーではなく、彼らの顧客(エンドセラー)に対するものです。販売者は、自社工場が提供する保証内容よりも競争力があると判断した場合、OEM供給を決めるのです。

 

品質対利益に対する考え方の違い

 

アメリカと中国の大きな違いは、中国では、顧客から不具合品を受け取りたくないという点です。海外から不具合品を取り寄せるのはコストがかかりすぎますし、手続きが煩雑です。なので次の注文の際に、代わりに1個の代納品を入れるだけにします。一方のアメリカの工場は、故障した部品を回収したいと考えます。OEMを通じて不具合品を回収し、その部品を解析して改善につなげます。

 

アメリカのメーカーは、製造ラインでの不良率を8%以下に抑えようと努力します。そして、限りなくゼロに近づけるために多額の投資を行います。

 

Eコマースでスタンディングデスクを販売している企業の約99%は、中国、台湾、マレーシア、ベトナム、韓国のメーカーからベースを調達しています。

 

結局のところ、よい部品を使っていれば机は壊れません。部品はレーザーカットやロボットによる溶接がされ、ほとんどが組み立て済みのものです。出荷前には個別にテストが行われます。組み立てはエンドユーザーが行います。これにより、部品の不具合なのか、組み立てのミスなのかという保証問題になる可能性はあります。

 

購入する前に保証範囲を確認する

 

ほとんどの保証書に記載されている法律用語は、資格を持った弁護士によって書かれるか、または誰にでも理解できる平易な英語で書かれています。時には、組立説明書の中に小さな文字でわかりにくく保証内容が書かれた製品を買う場合もあります。これは、海外製の、品質の高いスタンディングデスクに共通することです。アマゾンでは販売者に保証書の添付を義務付けていますが、保証内容や範囲についての制限は明示されていないからです。

 

時として、保証書へのリンクが空のページになっていたり、広告されている製品に関連しない内容にリンクされていることがあります。

 

このような理由から、購入前に販売者以外の場所で保証内容を確認することを強くお勧めします。

 

ほとんどの場合、スタンディングデスクはAmazonからの出荷ではなく出品者からの発送となります。そのような場合は、出品者の返品ポリシーが適用されます。通常、返送料をユーザーに負担させ、手数料を差し引くので返金は減額し、仕入れ先への返送補償も含まれています。反論の余地はありません。購入者はこの点をよく理解してから購入する必要があります。

 

消費者への警告:保証期間はもはや製品の品質を示すものではない

 

以前であれば保証期間について消費者の認識は、製品の耐久性、信頼性、組み立て性、そして全体的な品質に対するメーカーの保証を示す指標ととらえていました。しかし、残念ながら、もはやそうではなくなっています。

 

世の中には、特に海外の販売者にはそれを逸脱している業者がいます。海外の販売者の中には、保証条件にマーケティング的な工夫をしている人もいます。高品質の製品であるかのように見せかけていながら、実際には、細かい文字によって保証範囲が大幅に狭められています。

 

最近では、外国製のスタンディングデスクのオンライン販売業者が、実際の耐久性よりも長い保証期間を示すということが増えています。中には保証期間延長までオファーする業者もいて、そういう業者から購入する消費者も増えつつあります。販売業者は、机の生涯保証や保証期間の満了まで使われているとは思っていないのでしょう。彼らは、ビジネスを数字遊びと捉え、部品の品質を落として安い価格を実現することで、売上の獲得を最優先させています。

 

一つだけ保証について信用できることは、アメリカ製の机の保証書はわかりやすい英語で書かれ、免責事項も少なく、カスタマーサポートも充実しているということです。

 

結論

 

どんな製品でもそうですが、保証書の細かい文字まで必ずしっかり読んでください。騙されて劣悪なスタンディングデスクを買わないようにしてください。より詳しくは今後の別の記事で説明したいと思います。

 

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