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オフィス勤務から在宅勤務への移行

4月24日
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在宅ワークまたは在宅勤務という働き方は、新型コロナウィルスのパンデミックのずっと前から存在していました。何十年前からすでに、多くの業界や企業で実践されていました。けれど、パンデミックによって生活が混乱し、様々な企業が在宅勤務への切り替えを行ったことで、より多くの人々からの注目を集めることになったのです。在宅勤務で好まれないことなどあるでしょうか?きちんとした服装する必要も、毎日の通勤をする必要も、また一日中上司の目に触れる必要もありません。さらに自宅でもどこでも仕事ができるという柔軟性もあるのです。

 

けれど、多くの人が考えているのとは裏腹に、オフィス勤務から在宅勤務への移行は実際には簡単なことではありません。在宅勤務の日数が長くなればなるほど、見逃すことはないと思っていた「ちょっとしたニュアンス」が、仕事全体のダイナミズムに重要な役割を果たしていたことに気づき始めるのです。

 

たとえば、社交的な性格の人にとって、誰とも直接話をしたり一緒に仕事をしたりすることなく、自宅でじっとしていなければならない状態は耐え難いことです。くぐもった話声で誰かが話していることが分かったり、近づいて来る足音や紙がシャカシャカいう音が聞こえたり、キーボードを忙しなくたたく音がしたり、マウスでクリックする音がしたりという状況にいないことに気づいてしまうでしょう。こうした音を恋しがる従業員たちが存在するのです。ささやかなノイズは魅力的なもので、特に毎晩のトレーニングセッションの計画を立てるのが好きなタイプの人には生産性を向上させる効果があるものです。

 

ここからはこうした状況に簡単に対処するための方法についてお話しします。

 

場所を確保する

 

在宅勤務をすることが決まったら、自宅を見渡してワークスペースとする場所を決めましょう。その際考慮すべきことはどんなスペースかということです。家具やこれまで使って来た物がすべて収まるようなスペースを見つけることが大切です。また、機器の充電が切れた場合に簡単に接続できるように、近くにコンセントがあるかどうか見ておく必要があります。最適な場所を見つけるためのもうひとつのポイントが照明です。あなたが選んだ場所は仕事をしやすい場所でしょうか?見えなくなったり、頭痛の原因になったりしないような、十分な照明はありますか?ほんの数時間で目が疲れてしまわないように、照明がどんな状態なのか正確に見きわめましょう。必要なものについて書き出してみることをお勧めします。延長コードや補助照明、そして事務用品を置くためのサイドテーブルや棚が必要になります。

 

良い机を購入する

 

スタンディングデスクなど、人間工学に基づいた家具に投資することを検討しましょう。良い机で在宅勤務をすればメリットを得ることができます。いずれオフィス勤務に戻る時が来るでしょうが、良いスタンディングデスクを購入することに支障はありません。なぜでしょうか?なぜなら、自宅でも様々な目的に使うことができるからです。

 

私たちがお勧めする人間工学に基づいた机のひとつは、高さ調節が可能で、一日を通していつでも、お気に入りの椅子に座っている姿勢から立ち姿勢へと移行できる製品です。ここでの本当の利点は、従来の机で仕事をするのと比較して、痛みや辛さを感じることなく何時間も作業ができる最高の快適さが実現できることです。

 

スタンディングデスクを使用している間、人間工学に基づいた椅子と組み合わせることで快適に正しい姿勢を保つことができます。さらに、循環器系疾患の発症を防ぎ、メンタルヘルス上の問題もひとつずつ解決することができる可能性があります。そして快適さが長時間の作業中にもあなたに幸福感と集中力を与えてくれるはずです。きっと自分の生産性の高さに気づくことでしょう。

 

自宅の他の場所をオフィス全体と見なす

 

行なっている仕事の様々な要素を確認してから、ゆっくりと在宅勤務の体制に移行していきましょう。たとえば家のキッチンは会社のパントリーです。その他の部屋は、ストックルームで株主ルーム、会議室などと考えてみましょう。もちろん会社にあった部屋と近いものではないかも知れません。自宅のその他の部屋は倉庫や閉鎖したオフィスと思えば良いのです。

 

時間を設けてスペースを装飾する

 

こうしたセットアップを日常的に感じるようになると、徐々に在宅勤務の正当性を感じるようになるでしょう。オフィスで働いていた時と同じように、ワークスペースを装飾してはいかがでしょうか。型にはまらないものが欲しいと思うかも知れませんが、何年も使って来たデザインと同じ専用ワークスペースにすれば、在宅勤務になった最初のショックや適応するための期間から解放されるかも知れません。そしてこうした環境に慣れれば、いずれは自分の好みに合わせて模様替えや再編成をすることもできるようになるはずです。

 

連絡手段を確保しておく

 

実際に会わなくなっても、大切な人たちとつながりを保つことはできるはずです。在宅勤務だからと言って、孤立したり、長年の友人関係を手放したりする必要などないのです。デジタル時代に生きている私たちは、ソーシャルメディアやSMS、あるいは時々電話をかけて(もちろんお互いに仕事で忙しくない時に)連絡を取り合うことが簡単にできるのです。リモートワークや在宅勤務をしているからと言って、社会的サークルから離れなければならないわけではありません。こうした世界から自分を切り離すと、長い目で見た場合マイナスの影響が出る可能性があります。生産性が落ちたり、頭がぼんやりとしてしまったりするかも知れません。仕事と社会生活に適切なバランスを取ることは健康的なことで、達成するために努力すべきことなのです。

 

上司に直接会って報告をしていた頃から、今は在宅勤務に移行したばかりです。適切な考え方を身に着ける必要があります。今やろうとしていることが、以前やっていたこととどのように違っているのかを理解しましょう。そうすることで状況を適切にとらえることができて、気持ちが楽になるはずです。

 

このたとえについて考えてみてください。自宅の水槽にただ魚を入れればそれでお終いというものではありません。魚はまず新しい環境に慣れる必要があります。その後で快適に泳ぎ、繁殖できるようになるのです。それと同じでまず新しい環境に順応する必要があるのです。

 

在宅勤務への移行を軽々しく扱ってはいけません。社交的な人であれば、さらなる工夫が必要となるかも知れません。社会的な交流や、外で行っていた様々な活動が恋しくて仕方なくなることでしょう。けれどいったん軌道に乗れば、在宅勤務への移行を選んだことに必ず満足できるはずです。そして時には休暇を取って、自分自身を大切にすることも忘れないでください。

 

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