「最近お腹が少し出てきた」などという悩みがある人は、その原因を運動不足や加齢であると思いがちです。
もちろん、運動不足や加齢が痩せにくい体質・太りやすさの原因となることはあり得るでしょう。
しかし、日常的に座ったままのデスクワークを行っている人は、デスクの高さが自分に合っていないことが原因でスタイルが崩れている可能性もあるのです。
今回は、デスクの高さが体形に与える影響について解説します。とくにお腹まわりが気になったり、腰痛に悩んでいたりするデスクワーカーの方は参考にしてください。
ぽっこりお腹の原因にはデスクの高さが関係しているかも!
デスクワークに従事する人は、長時間座りっぱなしで業務を行うことや、自分のサイズに合わないデスクを使うことで姿勢が悪くなり、体形にまで悪影響を及ぼしてしまうリスクがあります。
デスクの高さが合っていない場合、その高さに合わせて作業しようとするため、ワーカーは無理な姿勢を取らなければなりません。
デスクの高さが合わないせいで生じる座り方として挙げられるのが「反り腰」をしたままの座り方です。この「反り腰」は腰痛の一因でもありますが、スタイルの変化にも無関係とはいえません。
反り腰は悪くなりそうな姿勢を何とか正そうとして腰を反らせ、その姿勢のまま作業することによって、腰まわりの筋肉に緊張を強いてしまうことです。
腰まわりの筋肉が緊張すれば痛みが起こり腰痛になります。しかし、さらに腰の筋肉が不必要に働くことで腹筋が弱くなってしまうと、皮下脂肪がつきやすくなり、ぽっこりお腹などの原因となってしまう場合も考えられるのです。
高さの合わないデスクは腰痛の原因にもなる
自分の体形に対してデスクが低い場合、イスに浅く座り、背中を背もたれにあずけるようないわゆる「仙骨座り」と呼ばれる座り方をし