
マルチタスクとデスクバイクの関係とは
マルチタスクを得意とするあなたは、リモートワークに必要な、たくさんの仕事を同時進行する才能に恵まれているということです。おしゃべりしながらでも運転もできれば、お菓子を焼くこともできます。タイピングをしながらサンドイッチを食べることもできます。けれどここに落とし穴があるのです。『ハーバード・ビジネス・レビュー』の記事は、マルチタスクの能率面に疑問を投げかけています。さらに、『フォーブス』の記事によると、マルチタスクによって脳がダメージを受け、健康が損なわれる可能性すらあるといいます。
けれど、ここにひとつ例外があるのです。リモートワークで働くあなたは、在宅勤務で仕事をしながらペダルを踏む、ということができるのです。フロリダ大学が行った調査によると、自転車のペダルを踏みながら認知的作業をした人々は、その作業スピードが向上したといいます。
同調査では、パーキンソン病患者と健康な高齢者それぞれの業務のパフォーマンスについて研究しています。調査にあたった研究者によると、パーキンソン病患者がペダルをこぐスピードが通常より遅かったのにくらべ、健康な高齢者が簡単な認知的作業をしながらペダルをこぐスピードは通常より25%も速かったといいます。
より多くの認知的作業を課せられた際にはペダルをこぐスピードは落ちたものの、それでもこのスピードは、他に何もすることなくただペダルをこぐ時より遅くならなかったということです。
また別の研究結果によると、タイピングのパフォーマンスや速記の記憶力は、最大30%の動力でペダルをこぎながら行った場合、能率が下がることがなかったといいます。
デスクバイクに乗りながら仕事をすればもっと簡単です
ここで注目すべきことは、研究はデスクバイクにのみ限っているということです。リモートワークの際に、楕円形のまたはラン