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パンデミック後の回帰不安

5月28日
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ワクチンが始まって、感染者の数も減り、多くの国の努力と貢献によって、私たちはパンデミック前の生活軌道に戻るために一歩前進したところです。

 

多くの人がこのウイルスへの勝利を祝い、元の生活に一刻でも早く戻りたいと願っていることでしょう。しかし、喜びや希望の他にも、元の生活に戻るのが怖い、という人もいるでしょう。

 

聞いたことありますでしょうか、「リーエントリーアングザエティ」、回帰不安というものです。

 

このタイプの不安感は、私たちの生活が元に戻る、と考えることからくるストレスです。自宅という自分の城から、またオフィスに戻る。交通渋滞や混雑電車を避けるために朝早く出るなどのスケジュール調整も悩みの種ですし、コロナ関連の規制がなくなれば、また会社のパーティやイベントに参加するのが煩わしく感じたりする方もいるでしょう。

 

パンデミック下での鬱感や不安感が和らいでいるところに、こう言った日常な細々としたことがトリガーとなって、パンデミック後の不安感を引き起こすのです。

 

今まで鬱状態などの診断を病院で受けたことのある人は、この再入不安感を感じやすいでしょうし、今まで精神状態に問題がなかった人も例外ではありません。

 

不確かさは不安感を煽りますが、ここにいくつかの心の負担感を軽くする方法を紹介します。

 

1.ゆっくり、でも着実に

 

おうち時間をたっぷり、いやというほど過ごしたあとは、外に出られる自由を噛み締めることでしょう。パーティを企画したり、レストランを予約したり、週末のお出かけなどを考えるのはわくわくしますが、しかし、一度にたくさんの予定を詰め込むのは避けた方がいいかもしれません。

 

世界が元に戻りつつありますが、ゆったりとした無理のないペースを保つことは重要です。お誘いに「ノー」と言える勇気も必要です。

 

でなければ、自分が企画したイベントや計画に満足のいく結果にならず、がっかりしてせっかくまた皆んなと会えたのにうまくいかなかった、と自分を責めてしまうかもしれません。

 

急に走り出すのではなく、ゆっくり歩き始めましょう。まずは一人の友達と会うことから始めてもいいし、おでかけも遠出ではなく近場に留めたり、ゆっくり、人との付き合いをまた開始していきましょう。でないと、色んなことを同時に引き受けて、疲れてしまうかもしれません。

 

2.リストを作りましょう

 

コロナが終わったらやることリストを作ることで、不安感よりもわくわく感が大きくなり、先のことが楽しみにできるようになります。楽しみだな、と思う気持ちが、また人付き合いが始まる中で重要になってきます。

 

そのリストは豪華だったりビックイベントだったりしなくていいんです。例えば、パンデミックの間行けなかった病院に行くとか、美容院に行くとか、ショッピングモールに行くとかでも。

 

リストを作ることで先に進め、パンデミック後のいろいろできる世界が楽しみになります。色々な規制もなくなりおうち時間以外の時間を過ごせるんですから。

 

3.レディ、セット、ゴー!じゃなくてグロウ!(輝け!)

 

自分の家にいる時間が長すぎて、中には清潔感や自分のケアをそこまでもう気にしてない方もいると思います。

 

まだ外出するのはなぁ、、と思っているなら、この時間をセルフケアに充ててみては?
外出する気持ちの整理ができている頃には、セルフケアに時間を割いたおかげでキラキラ輝いているかも。

 

輝く、だなんてなんだか外見だけ変えてもねと思う方もいるかもしれませんが、高級な保湿剤をつけたりとかダイエットに成功するとかの、外見だけのことではないんです。輝く方法は他にもあるんです。

 

例えば、やろうやろうと思っていてなかなかできなかった習い事を始めてみたり。そういう、何か新しいスキルを習得したりすることで自分が楽しめて、内側からの輝きへと繋がっていきます。

 

何か習うことの他にも、自分の交流の幅を広げて自分のコミュニティスキルを上げる試みをしてみてもいいかもしれません。自分に自信を持つということは難しいかもしれませんが、自信がある風に見せているといつの間にか自然に身についてくるもの。そのうち、コロナの規制がなくなりまた友人と再会する頃には、見せかけではなく本当の自信になっているでしょう。

 

メンタル面や人との社交面での話をしてきましたが、外見の輝きの話もして行きましょう。

 

たくさんの水を飲み、常に潤っていることが、輝きを保つのに重要です。この習慣を続けることで自分の肌が潤い保湿されているのを実感できます。肌のしみには、肌を痛めるようなものではなく、いたわるような、優しい効果的な集中ケアを行いましょう。

 

肌以外にも、髪を毎日ブラッシングすることで、光沢のある髪が手に入ります。ぼさぼさで絡まっている髪もサラサラ。健康な髪はセルフケアを怠っていない証でもあり、ちゃんと自分のケアをしている人なんだな、と周りの評価も上がります。

 

自分のワードローブを見直すのも一つです。もう着ない、もうなんとなく趣味に合わない、、という服を手放してしまいましょう。もうときめかない服は寄付して、流行を取り入れた服、よりももっとベーシックな服を選んでみては。流行に乗った服を避けベーシックな服を増やすことで、コーディネートもしやすくなり、朝着る服を決めるのも早くなりますよ。

 

4.受け入れる、そして大丈夫になっていく

 

パンデミックが終わり全てが元に戻っても、まだあなたの中では慎重な部分があり、変化を恐れるかもしれません。でも心配しないでください。それは自然な感情であり多くの人も同じように感じているでしょう。周りの環境の変化を受け入れ、時間と共に気持ちも落ち着いていくはずです。時間薬は、あらゆる傷を治すのですから。

 

もし感情のコントロールができなくなってきたな、と思ったら、カウンセリングなど、プロの力を借りることは決して恥ずかしいことではありません。こういったトラウマを治すためにプロの方々はいるのです。どうして自分だけ、と責めないでくださいね。一見メンタル面の不調などとは無縁に見える人たちにも、決して珍しくなく起こることですから。

 

怖がらず、助けが必要な時には声を出して、そうしたら、あなたはきっと大丈夫です。