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子どもたちに物ごとを組織的に見るスキルを教えるための14のヒント

8月30日
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若い人たちのほとんどすべてが、物ごとを組織的に見るスキルを得るために苦労しているものです。中にはそれが得意な子どもたちもいますが、ほとんどの子どもや若者は、学校にお弁当箱を忘れたり、時間内に作業を終えられなかったり、教科書や文房具を置き忘れたりなど、時間の管理や物ごとを取りまとめるのに苦労しているものです。子どもたちが小さい頃にしっかりとした組織だった行動様式を発達させることで、学校教育の後の人生に備え、上手くやっていくことができるようになります。思考障害や学習障害のある子どもたちには整理整頓を教えることが役に立つといいます。最初は少し手間のかかることかも知れませんが、長期的に見れば効果を期待できることなのです。ここからは、子どもたちが自分のタスクをより適切に行い、取りまとめて整理し、親にすべてをやってもらうことなく自分たちで上手くやっていけるようになるために、親ができること(またはやるべきではないこと)についてご紹介します。

 

成功への道

 

・ 必需品を集める: 教科書、ペンや鉛筆、ハイライトマーカー、飲み物、その他の必要な資料など、テストに関連する様々な必需品を集めます。学習用机で子どもたちがきちんと学習に向き合うようにサポートするということです。

 

・ 集中させる:子どもたちはあらゆる気を逸らすものに抵抗して、テストのために勉強するのだという目の前のやるべきことに集中しなければなりません。携帯電話やテレビの誘惑から子どもたちを遠ざけること、たとえば立ち上がってストレッチしたり、歩いたり自転車をこいだり、座って勉強を始める前に家事の手伝いをさせるのもいいかもしれません。やることリストについて考えをめぐらせて作成させ、勉強の間に小休憩を取らせてもいいですね。こうしたことはあなたが子どもたちに集中力を維持させるためにできる様々な方法です。学習スペースにスタンディングデスクを設置するのも良いことです。座り姿勢と立ち姿勢を簡単に定期的に切り替えることができるため、そわそわしたりイライラしたりを抑えることができます。

 

・ やり終えさせる:見直しをすることや確認すること、メモを取ったことの最終確認、また使い終えた教材などを所定の位置に戻す、といったことです。

 

子どもたちはこうした手順を身に着けることで、より自発的になり、より早く、時間に規則正しくタスクを終えることができるようになります。また、空いた時間で自分たちの好きなことができるようになるのだと知って喜ぶことでしょう。

 

家庭の習慣を作る

 

一週間に1日、家事の手伝いをさせる日を設定します。日常に習慣的に行うことに子どもたちを参加させることで、管理スキルを身につけさせます。あなたのやり方を真似させても子どもたち独自のやり方を考えさせてもいいでしょう。大学生になった時に家事を自分で管理してストレスを最小限に抑えることができるようになります。

 

チェックリストを利用する

 

子どもたちが自分で「やることリスト」を作成するための手助けをしましょう。リストには宿題や家事の手伝い、学校に持っていくものを確認するチェック項目を盛り込みます。完了したタスクからチェックをつけていくことで子どもたちは達成感を覚えることができます。GoogleKeepなどのアプリを利用して新しいタイプのチェックリストを作成してもいいですね。子どものタスクすべてを時間をかけて見張る必要はありませんが、チェックリストを使用することで子どもたちがスムーズに行うことができるタスクと時間がかかるタスクを確認することができます。子どもたちがあなたに手伝って欲しいと思っているトピックスがあったり、課題を整理するための手助けを必要としているかもしれません。

 

タスクを小分けにする

 

学校の課題や家事の手伝いなどのタスクを小さなグループに分けて、よりやりやすくするための方法を考えるように子どもたちをうながしましょう。これにより、それぞれの課題には始まり、中間地点、完了という段階があることを教えることができて、子どもたちの負担を軽減することができます。子どもの夕方のタスクが「テーブルをきれいにすること」であれば、まずは「食べものの残りをゴミ箱に捨てる」ことを教えます。その後、食器洗浄機に食器を入れ、テーブルの上を拭くという手順を教えましょう。

 

宿題のやり方を整理させる

 

宿題に取りかかる前に、各タスクに完了させなければならない優先順位で番号をつけるよう訓練しましょう。まずは長すぎず難しすぎないものから始め、けれど同時に、エッセイなどの一番難しく時間のかかる課題を最後にするのも避けるべきだと教えましょう。もし子どもたちが長期的に行う複雑なタスクを抱えているなら、それを分割して、通常の宿題を行う時間の中のどこか適切な時間帯に少しずつはさむことで進めて行く方法を教えてください。

 

学習用スペースを設定する

 

子どもは毎日同じ場所で勉強をするべきです。寝室である必要はありませんが、静かで気を散らすもののない空間である必要があります。必要な学用品や備品はすべて簡単に手の届く範囲に置くようにします。子どもたちがあなたの助けが必要な際に応えられるように、学習用スペースはあなたのいる場所のそばに設定すると良いかも知れません。子どもがあなたのそばで一緒に勉強したいと望むのであれば、子どもの発達の状況をより正確に把握し、より良い勉強法について教えることができるでしょう。また、掲示板やホワイトボード、明るいスライドややる気を起こさせるポスターを使うこともお勧めです。

 

さらに、高さ調節可能なスタンディングデスクは、座り姿勢と立ち姿勢を必要に応じて簡単に切り替えることができるため、あなたの子どもの集中力と活力を維持するのに役立ちます。子どもたちが自由に足を伸ばしたり、ただ身体の位置を変えたり、無意識に適切な姿勢をうながしたりするのに役に立つのです。とても素晴らしいことではありませんか?

 

勉強時間を設定して決まり事にする

 

あなたの子どもに、毎日勉強のために割り当てられている決まった時間があることを理解させましょう。最適な時間は学校が終わる放課後すぐではありません。まずは子どもたちにリラックスする時間を与えましょう。勉強時間を決める際には子どもと一緒に話し合って決めましょう。宿題がない日であっても、勉強時間にはその日の授業の復習をしたり本を読んだり、課題に取り組んだりするなど、学習にあてる必要があります。

 

カレンダーを利用する

 

壁掛けカレンダーは、先にある締め切りなどを忘れないようにし、完成までに残っている日数を確認するために必須のアイテムです。子どもたちに日々、ひと月の中のどこにいるのかを確認させましょう。外出中は電子カレンダーを使って予定を組むことができます。週に2、3日は、壁掛けカレンダーと電子カレンダーの予定をすり合わせて「同期」させる時間をとりましょう。これを新しい習慣のひとつにします。また、あなたがカレンダーに毎週の義務を入力して、忘れさせないようにすることができます。

 

自由時間の使い方をサポートする

 

時間管理には、優先順位づけ、計画、時間を試算することなどの重要な能力が必要です。この能力は、週に12時間から15時間授業に出席することが学生の最優先事項となる大学において特に必要となります。矛盾するように聞こえるかも知れませんが、余暇が多すぎる場合、大学生は効果的に時間を管理することが難しくなるものです。あなたの子どもたちのために、勉強、家事の手伝い、そして好きなことをして過ごす時間を組み込んだ週ごとのカレンダーを作成しましょう。そして落ち着いて座って、一緒にその構成を検討しましょう。それぞれの事項やタスクに必要としている時間が多すぎないか少なすぎないかを確認してください。

 

就寝時の習慣を作る

 

就寝前に計画を見直して、翌日の計画を立てましょう。翌日のスケジュールについて子どもたちと話をして、もし何らかの理由でいつも通りでないことが起きた場合はどう対処するかを話し合うと良いでしょう。前日に準備をすることで子どもたちは安心感を持ち、忘れていることがないかを確認することができます。

 

大人としての責任感を持たせる

 

高校の最終学年までには子どもたちは、自分でアポイントを取ったり、交通手段をアレンジしたり、病院で問診票を記載したりなどの知識をつける必要があります。大学に行く前に、こうしたことを苦労なく自分でできるように指導してください。

 

毎週1回の整理整頓をさせる

 

週に一度、子どもと一緒に学校用のバッグを空にして、ノートなどを整理しましょう。家では、先週のテストや授業のノートや資料は別のファイルに整理するべきと教えましょう。ゴミはすべて捨てて、バッグの底に入り込んでいる学用品は専用の入れ場所か自宅の学習スペースに片づけるようにします。子どものバックパックは学校と家庭の間をつなぐ役割を果たす大切なものです。きれいに保たなければいけません。子どもたちが週に一度、自分たちのバックパックをきれいにして片づける時間を作りましょう。

 

子どもたちの邪魔をしない

 

多くの教育機関の教授たちは両親からの電話を受け付けません。子どもたちに成熟したコミュニケーションスキルを身につけるようにうながしましょう。講師や指導者に問題がある場合には、権威がある人に話をすることを教えてください。すぐに誰かと話をする必要がある場合には、メールを書くことや自分の言いたいことを表現できるための準備をサポートしましょう。

 

先のことを考えられるように支援する

 

就寝前に、家族で話し合いをして翌日に備えましょう。そうすることで子どもたちは安心感を得ることができます。計画に変更があった場合の対処法について一緒に話をしておくことができます。

 

最後に

 

子どもたちが小さいうちからできるだけ早く、物ごとを組織的に見るスキルを身につけさせて、大きくなった時に本能的にできるようにすることが重要です。物ごとを組織的に見ることは簡単なことではありません。子どもたちが日々やるべき様々なことを計画立てした時にはそれを認めて称賛し、そのタスクをうまく終えられた時には、何かご褒美をあげることをお勧めします。

 

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